
【被膜毛】コーティング剤で注意すること
こんにちは、安井です!
今回はシリコンなどのコーティング剤のお話をさせていただきます。
シリコンを含め、コーティング剤と呼ばれる成分は髪の毛の表面をコーティングしてサラッと仕上げてくれるためシャンプーやトリートメントには多く使用されていますが、実は使いすぎると良くないことも起こるので、今回はそちらをご紹介します。
髪の毛にカラーやパーマをする際、髪の毛にお薬をつけますよね。
普通はそのままキューティクルを開き、中に薬剤が浸透して反応が起こるのですが、普段からコーティング剤を多用している髪の毛はキューティクルの外側に膜が出来てしまい、薬剤が浸透しにくくなります。
この状態を被膜毛と言います。
被膜毛になってしまうとカラーが思い通り染まらなかったり、パーマが綺麗にかからないといった事が起こりますし、髪の毛が被膜の分重くしっとりしてしまうので熱も上手く通らず、スタイリングもとてもしにくくなります。
被膜毛の特徴は
①髪の毛がスタイリング剤をつけていないのにしっとりしている
②根元が重く立ち上がらない
③シャンプーの泡立ちが悪い
これらに当てはまる方は要注意です。
市販品のトリートメントや、洗い流さないトリートメントのしっとりする物なんかは多用されていることが多いのはもちろんですが、サロン専売品だからといって被膜毛にならないとは限らないので注意が必要です。
soraで扱っている製品は被膜毛にならないように成分表もしっかり確認しております。
被膜毛のチェックで引っかかってしまった方も安心してください。
皮膜を落とす方法がいくつかございます。
お家でできることとしては
①髪にも使えるスキャルプジェルを髪になじませ流す
②炭酸シャンプーなど分解してくれるもので洗う
これを何度か行うことで落とせます。
おすすめの炭酸シャンプーはCOTAが一押し!
赤ちゃんにも使えるほど優しい成分でありながら、不要な汚れをしっかり落としてくれますし、炭酸の効果で頭皮の血流促進もできます。
soraでも取り扱いしていて人気の商品です。

被膜毛になると髪の毛が扱いにくくなってしまうので、ケア剤を変える時は成分を確認していただくのがいいですが、安心したい方はsoraにぜひご相談いただければおすすめのケア剤をお伝えさせていただきますね!