頭皮と首のセルフマッサージ

こんにちは、安井です!
皆様は頭皮と首のこりを感じることはございますか?

カウンセリングをしていて肩こりは自覚のある方が多いですが、頭皮と首は気づいていない方が多いような気がします。

実は肩こりをほぐすには頭皮、首のこりを先にほぐした方がいいと言われていたり、育毛にも関係したりとかなり重要だったりします。

今回はその頭と首のこりについて書いていきます!

頭皮はこのような形になっています。

上の方の大部分は帽状腱膜という筋肉の土台になる膜だけがあり、筋肉がない場所です。
周囲を囲むようにそれぞれ、おでこに前頭筋、頭の後ろで首との間に後頭筋、両サイドに側頭筋の計4ヶ所筋肉があります。

頭皮のコリをほぐすにはこの4ヶ所の筋肉を緩めた後に、帽状腱膜を緩めることで全体が柔らかくなります。

しかし、帽状腱膜は筋膜リリースというなかなか1人では難しいマッサージをしなくてはならないのと、周辺の筋肉が柔らかくないと腱膜だけをマッサージしてもまたすぐに固くなって意味が無いので、全体のマッサージは是非ヘッドスパでほぐして頂きたく思います。

なのでお家では筋肉のマッサージをすることをおすすめします。

上記の図を見て、筋肉がある場所に手を置きます。
その手に少し力を入れて大きく円を描くように回してみてください。
このとき、中の筋肉が動いているのを感じられる程度の力で大丈夫です。
力を入れすぎると毛細血管が切れてしまって逆に育毛に良くないので加減してあげてください。

次に首です。首は頭と体を繋ぐ重要な場所で、首がこると頭皮への血流もリンパの流れも悪くなってしまい、頭皮のこりの原因にもなりますし、育毛にもよくありません。

首の筋肉は小さいものも含めるとたくさんあり、しかも複雑に入り組んでいるのでひとつひとつを理解して緩めるのは難しいので、ご自身で緩めたい時は2つの大きな筋肉を理解するといいです。

1つは首の後ろ側、骨のすぐ隣にある筋肉で頭から肩の後ろ側まで繋がる僧帽筋という筋肉と、もう1つは首の横側、耳の後ろから鎖骨に向かって斜めに繋がる胸鎖乳突筋という筋肉です。

この2つの筋肉の周囲には血管とリンパが沢山流れていて、両方とも肩から頭につながっている筋肉なのでこの2つが緩まるとかなり効果的です。

ここを緩めるには図を見て軽くつまむようにしたり、さすってあげるようにするのがおすすめです。
また、ストレッチがかなり効果的で、頭を前後左右4箇所に傾けます。
このとき、頭に手を乗せて、手の重みを少しかけてあげるとより効果的です!
もちろんヘッドスパではこれらの筋肉もほぐすようにマッサージしますし、ご自宅でのストレッチの仕方もお伝えできます!

皆様もぜひご自宅でケアをしつつヘッドスパをして、こりのない柔らかくて髪の毛が育ちやすい頭皮を目指しましょうね!