アイロンが起こす熱変性

皆さん、アイロンは普段から使われますでしょうか?

くせ毛の方は特に絶対毎日使うという方も少なくないのではないでしょうか。

自分も学生の頃は毎日アイロンを使っていました。
アイロンを使っているとなんだか髪が固くなったような気がする。という体験をされた方も少なくないのではないかと思います。

今回はアイロンが髪の毛に及ぼす影響について書いていきます!

髪の毛はタンパク質という成分が主成分として含まれています。

このタンパク質という成分は熱により形を変える性質があり、それを利用してアイロンで髪を巻いたり、ストレートにしたりできるわけですが、これを長期間何度も行っていると次第にタンパク質自体の特性も変わっていってしまいます。
これを熱変性といいます。

160℃以上の加温の繰り返しで弾力低下し、髪の中心付近のコルテックス内部の繊維構造が変性し、200℃以上では壊れます。
アイロンを使い続けると、弾力が低下するため、徐々に形が決まりにくく持ちも悪くなります。

この状態を卵で例えるとプルプルの生卵からゆで卵に変化するようなもので、ここから元のプルプルに戻ることは決してありません。

紫外線を浴びても同じような状態になります。

慣れていれば高い温度でも髪の毛自体が熱くなりすぎる前にアイロンをやりきれるので問題ありませんが、個人でされるときは高すぎない温度で優しく挟んでサッと通すくらいにしておくとダメージを減らせますよ!

そしてsoraで行っているピコトリートメントは非常に熱に強いトリートメントです。

むしろ熱を与えるほど成分が反応してツヤが出てきます。
毎日アイロンされる方はこのトリートメントをするとすごくツヤツヤになりますよ!
ぜひ試してみてください!!