10月はONE LOVE 里親支援月間です


社会でこどもを育てる重要な役割の里親制度。
里親制度とは、さまざまな事情で家族と離れて暮らすこどもを、自分の家庭に迎え入れて養育する、こどもを家庭での「あたり前」の暮らしの中で健全に育成するための制度です。
日本には、虐待や経済的な理由などによって親と暮らせないこどもが45,000人いると⾔われています。
そのこども達を一定期間、一緒に暮らしながら養育している里親家庭、養育里親の数は、ほかの先進国と比較して多くはありません。
また、里親には、里親だからこその悩みがあります。里親を支援することも、里親が養育しているこどもの支援にもなります。

soraでは
すべてのこどもが愛のあふれる家庭で暮らすことができる社会の実現のために
里親支援活動をしています。
「NPO法人日本こども支援協会」
https://npojcsa.com/index.html

「愛のある暮らし」を知らないこどもたち
・親からの虐待やネグレクト
205,044件
この数字は令和2年度の虐待相談件数です。
虐待死として判明しているだけで年間50人以上います。
週に1人はどこかで亡くなっているような状況です。
児童養護施設の入所理由で一番多い理由で、施設にいるこどもたちの約6割が虐待を経験しています。

・虐待の次に多い、施設の入所理由「貧困」
厚生労働省の調査によれば、日本のこどもの貧困率(2018年)は13.5%。日本のこどもの7人に1人が貧困。
さらにひとり親家庭の貧困率は48.1%と、先進国の中でも最悪な水準だと言われています。2020年に施設に入所したこどもたちの9.2%が、親の就労・経済的理由、つまり貧困により施設に入らざるを得なかったのです。

貧困の連鎖を断ち切るためには、暴力や貧困の影響を受けたこどもの心のケアを行う里親が必要です。
里親制度が貧困・虐待の防止につながります。
里親制度は養子縁組だけでなく、週末だけや、一定期間だけでもよく、いろんな里親制度があるんです。
「NPO法人日本こども支援協会」は、里親を増やし、暴力や貧困ではなく愛が循環する社会を実現するため「ひろげる」「ささえる」「つなげる」という役割を果たしていくための活動をしています。
里親制度に対する理解を深め、社会全体でこどもの健やかな成長を支援する目的で、毎年里親支援月間の10月になるとsoraにご来店くださるお客様にご案内をさせていただいています。

「HAPPYを創造する」これがsoraの理念です。
これからも社会がHAPPYになる貢献を続けられるように学び、取り組んでまいります。