20代でも起こる。ゴースト血管の怖さ

こんにちは、安井です!
皆様はゴースト血管という言葉をご存知ですか?

美容を取り扱うTV番組のコーナーなんかでも、最近度々耳にする機会があるのでご存知の方もいらっしゃるかと思います。

ゴースト血管は体に様々な悪影響を及ぼし、もちろんその悪影響は育毛にも深刻に関わってきます。

なので今回はゴースト血管について深めようと思います!

ゴースト血管とはそもそもどういったものなのか。

私達人間の体には全身にくまなく血管が張り巡らされています。
この血管をまっすぐ伸ばすと地球を約2周半(10万キロメートル)程になると言われます。

このうち95%以上が毛細血管と言われる極細の血管で最も細いところでは5マイクロメートル(0.005mm)とも言われ、途方もなく細いことがわかります。

この細い血管が加齢により血管の先の方まで栄養が送り届けられなくなり、血の通らないただの管が出来上がることをゴースト血管と言います。

毛細血管は細胞に直接繋がっているわけではなく、血管の壁と細胞の壁の隙間から染み出し全身の細胞に栄養を届けています。
しかし年齢を重ねていくと染み出していく量に異常が出てきて漏れすぎてしまうために本来の毛細血管に血液が届かなくなるのです。

しかし、最近では食生活や生活習慣の乱れ、睡眠不足などにより年齢関係なく20代でもこの現象が起こっています。

日常で傷ついた血管は睡眠中に修復されるのですが、睡眠不足により修復が間に合わず、結果ゴースト血管となってしまったり、甘い物の摂りすぎや大食いによって糖から生成される成分が、血管の修復を妨げることにより血管の傷から血液が漏れ出してしまい、その先の血管がゴースト血管になってしまったりとどんな人にも起こり得る現象です。

ゴースト血管による影響は全身に及び、特に多量の血液を必要とする脳に影響を与えることがわかっています。

また、健康面では肩こり、便秘、むくみの原因に。

美容分野では血流が届かないことでお肌のターンオーバーが遅れ、肌荒れやニキビの原因になり、育毛では髪の毛に栄養が届けられず髪が細くなり、抜け毛、薄毛の原因になってしまいます。

このようにゴースト血管になってしまうと様々な悪影響があるわけですが、毛細血管というのは傷つきやすいですが、その反面修復されやすい部位でもあります。

ゴースト血管が恒常化してしまい、血管の形自体が失われてしまうと復活させるのは難しくなりますが、血管が残っていて修復さえされればまた元気に動いてくれるので早めのケアが必須です。

ケアの仕方としては、まずは睡眠を十分にとり、毛細血管を修復させること。
そして、食生活を見直す際は、血管のバリア機能を高める食材を取り入れるようにしてください。たとえば、「シナモン」に含まれる物質は、毛細血管の細胞の接着力を上げ、漏れを防ぐ働きにつながります。

他には入浴、適度な運動も効果的です。

しっかり湯船に浸かることで血流が良くなり、届かなかった場所まで血流が届くようになります。
運動では第二の心臓とも言われるふくらはぎの筋肉を鍛えるのがおすすめです。
爪先立ちやスキップ、スクワットなどをすることで全身に血が周るようになりますよ。

soraでもヘッドスパの施術で頭皮のゴースト血管対策を行っています。

育毛のヘッドスパでは切れやすい毛細血管を傷つけないよう優しいマッサージを行ない、血流増加を図ることで頭皮のゴースト血管に血流を流すようにしています。

他サロンさまなどでしっかり指圧するヘッドスパを経験した方は優しいマッサージで気持ちいい?と思われるかもしれませんが安心してください。
優しいマッサージは副交感神経を高めよりリラックスでき、よく眠れると体験した方からもご好評をいただいております。

もちろんツボ押しヘッドスパメニューもございます。

今回はゴースト血管についてお話ししました。

育毛にも深く関わるゴースト血管に、皆様もすぐできる生活習慣から気をつけていただき、育毛のヘッドスパなどをご活用いただくことで早めのケアをしていきましょう!