冷たい飲み物を飲むよりも夏野菜を食べよう

毎日暑いですね。気温の上昇に合わせて、冷たいドリンクばかり飲んでいませんか?
冷たいものを摂り過ぎると、胃腸が冷え消化能力が弱まってしまう為、食欲が落ち、 体のだるさや疲労を起こしやすくなります。

また、汗と一緒にミネラルが体外に出ると熱中症や夏バテの原因になります。
夏の健康対策には、夏野菜がおすすめです。
野菜は旬の時期に一番栄養価が高く、その時期に体に必要な栄養素がたっぷり含まれています。
熱のこもった体を中からクールダウンしてくれるだけでなくがん予防や肌の老化予防、紫外線対策にも効果的です!

〜夏に摂りたい栄養素〜

【ビタミン】ビタミンCやビタミンB2などに代表されるビタミン類は、からだの調子を整える作用があると言われています。夏野菜の多くは、ビタミン類を豊富に含んでいます。

【ミネラル】カリウムやマグネシウムなどに代表されるミネラル類は、体温の調整にかかわる栄養素だと言われています。ミネラル類は発汗によっても失われるので、夏には積極的に摂りたい栄養素の1つです。

〜オススメの食べ方〜

【調理のコツ①】皮はむかずにそのまま食べる

ナスの皮にはアントシアニンという色素が含まれるように、夏野菜の多くは皮の付近に栄養素が豊富に含まれています。きれいに洗って皮ごと食べるのがおすすめです。

【調理のコツ②】油で調理する

夏野菜は油で調理をすると、カロテンなどの脂溶性ビタミンの吸収率が高まります。ソテーにしたり、揚げたりする食べ方がおすすめ。色味の鮮やかさも保ちやすくなるので、料理の彩りもきれいになります。

【調理のコツ③】加熱は短時間に

夏野菜は加熱時間を短くすることで、ビタミンCなどの栄養素が壊れるのを防ぐことができます。揚げ焼きにすると、比較的短時間の加熱で済むのでおすすめです。

今年の夏も暑くなりそうです。旬の野菜を食べて夏の暑さを乗り切りましょう!